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一般的な「のり綴じ」では折り加工と同時に、のりをノズルから用紙に噴射塗布して素早く製本しています。
機械の構造上、通過する用紙の動きから直線的な塗布方法に限られていました。
また、従来のエマルジョン・コールドグルーは速乾性のため、塗布した部分がすぐに硬化し、塗布部分が厚く硬くなり、その部分を避けて、折り加工をしなければなりませんでした。
一方、スマートグルーは印刷インキと同じ厚み20ミクロンと薄く塗布部分のセンターで折ることが出来、加工の精度が向上し、さらにキレイな仕上がりになります。
また、封筒ものりをローラー等で塗布、これも限られた加工方法だけでした。
今後、曲線など自由なカタチにのりを定着できれば、封筒などの加工品もアイデアをいかした構造や形状も変えられるでしょう。